「夫が浮気しているかもしれない…自分で浮気調査することもできるらしいけど、プロの探偵の調査方法も知りたい」。
そこで、探偵に浮気調査を頼むとどんな方法で、どのような道具を使って浮気の証拠を押さえるのか知りたい方のために、探偵の浮気調査の方法や利用する道具について紹介していきます。
さらには、自分自身で浮気調査を行うのと探偵に依頼するのとではどちらが良いのかもわかる内容となっていますので、夫の浮気調査を考え中の方は必見です。
目次
探偵はどんな方法で浮気調査をするの?
探偵は浮気調査の依頼を受けてすぐに調査を開始することはありません。
浮気調査の前に状況整理を行い、機材の点検や操作の確認、さらには調査員同士の連携を確かめてから浮気調査にあたります。必要に応じて下見調査をする場合もあります。
しかし、探偵だからといってどんな方法を使って浮気調査をしても良いということはありません。
法律に定められている範囲内での探偵の浮気調査の方法は次の3つです。
- 尾行
- 張り込み
- 聞き込み
それぞれの各浮気調査の方法について次項で詳しく見ていきましょう。
浮気調査前にGPSで行動パターンをチェック
探偵に浮気調査を依頼する際、尾行や張り込みなどを行う前に、まずはGPS調査だけを行うケースがあります(探偵事務所によってGPS調査の有無は異なる)。
車両にGPSを取り付けて履歴などをチェックするだけなので、探偵側としても手間がかからず、GPSを利用することによって浮気相手の自宅などがつかめたり、ターゲットの行動パターンを把握することができ、今後の浮気調査もしやすくなるのです。
場合によっては浮気の証拠を押さえることも可能で、そうなれば、かなり費用も時間も節約できますが、それは稀なケースだと思っておきましょう。
浮気査の基本となる尾行
探偵の基本調査法の1つが尾行です。
尾行とは、マンガやアニメなどでよくあるような、隠れながらターゲットを追跡するというものではありません。
一般人に紛れ、2~3人の調査員がターゲットを追跡するというやり方になります。
そして、尾行の一番基本となる方法が徒歩による尾行です。
「普通」に歩きながらターゲットを追跡するのではなく、調査報告書を作成できるよう、行動記録が記入できるような尾行でなければなりませんし、歩行間隔は歩行者に合わせるなどのテクニックも必要となります。
さらに、徒歩だけでなく、車やバイクなどの車両を使った尾行もあります。
これに関しても、車両でターゲットを追跡するだけでは「尾行されている」と、相手にバレてしまいます。
高度な運転技術と尾行技術、さらには土地勘があることが求められます。
ターゲットを逃さない!張り込み
2つ目の浮気調査の方法が、張り込みです。
これはターゲットにバレずに待ち伏せすることを言います。
張り込みの際にはしっかりとした下調べが必要で、張り込みを実行する前には張り込み方を念入りにプランしなければなりません。
例えば、ビルに入る時などは、表口や裏口など、それぞれの出口に調査員が配置して張り込むなど、張り込む場所についても完全に頭に入れておかなければいけません。
さらに、張り込む時には張り込むだけでなく、ターゲットと浮気相手がラブホテルに入る瞬間など、決定的証拠となる写真や動画を撮影する技術も必須です。
それでは、張り込み方についても細かく見ていきましょう。
車内で張り込む
ドラマなどでもよく見る、車内に待機して張り込む方法は、駐車できる場所、もしくは駐車していても問題のない場所や不自然ではない場所で行われます。
車内にいれば、長時間そこにいてもターゲットから警戒されにくく、調査員の顔が確認しにくいというメリットがあります。
しかし、基本的にエンジンを切ったまま、あたかも車内に誰もいないかのような状態に見せなければならないので、寒い時や暑い時の車内の張り込みは探偵にとって1番辛いものだと言われています。
臨機応変な張り込みスタイル・点張り
もう1つは点張りと呼ばれるもので、例えば、デパートなどの大規模な建物にはいくつかの出入り口がありますが、そういった場所ではターゲットが入った建物から出口が確認できないということがあります。
その際に、ターゲットが利用すると思われる全ての出口で張り込むというやり方です。
点張りを行う際は、その場の状況によっては車での張り込みとも併用することもあります。
車両が使えない時には立ち張り
小さな路地や車両だとどうしても目立つ場所では車内での張り込みはできません。
そんな時に行う張り込みが立ち張りで、立ったまま行われる張り込みです。
張り込み時間はターゲットの行動次第なので、数分~数時間とかなり幅があります。
浮気の証拠を得る近道!聞き込み
浮気調査では、ターゲットや浮気相手に関する情報が非常に重要です。
彼らに関するより多くの情報を得ることによって浮気調査の早期解決に近づき、時短・節約にもつながります。
この際に使われる方法が聞き込みです。
聞き込みを行う際には、ターゲットに探偵が自分のことを調べ回っていると気づかれないよう、細心の注意が必要です。
では、一体探偵はどんな方たちにターゲットや浮気相手に関する聞きこみをするのでしょうか。
それが、以下のような方たちです。
- ターゲット自身
- 知人や友人
- ご近所の方
では、探偵は一体どんな方法を使ってこれらの人々に聞き込みをしていくのかを見ていきましょう。
ターゲットにも探偵は聞き込みをすることが!
浮気をしているターゲット自身に直接聞き込みをするケースも中にはあるのです。
その際には当然ですが、「あなたの浮気調査をしています」なんてことは言いません。
ただし、ターゲットに直に接することはリスクが大きく、しかも、いきなり聞き込みをするのではなく、聞き込みまでに何度か接触する必要があるので時間もかかります。
そのため、あまりこの方法が用いられることはありません。
探偵と教えずにうまく聞きこむ
探偵であることを名乗らずに聞き込みをするという方法もあります。
ターゲットが信頼しそうな人物や、ターゲットのそばにいても不自然ではない人物のプロフィールを作り上げ、その人物になりきって偽の名刺なども用意して聞きこむというものです。
ただし、実在する団体や組織の名称を使ったり、公務員になりすますことはしてはいけないという法律があるので、こういった「人物」になりきることはありません。
1番良く利用される電話での聞き込み
一般的に、探偵による聞き込みで一番利用されている方法が、電話による聞き込みです。
例えば、たくさんいる浮気相手のリストの1人1人に電話して聞きこんでいくのですが、これをすることによって、リストの人物を1軒1軒尋ねて行く必要がないので、浮気調査の時短・節約にもつながります。
探偵による浮気調査のスケジュールってどんな感じ?
具体的に、探偵がどんな方法を使って浮気調査をするかがわかっていただけたかと思いますので、どんなスケジュールで調査するのかも押さえておきましょう。
(例)平日午前8時に家を出る夫の浮気調査スケジュール
上記はあくまで例であり、依頼者の希望に応じ、24時間でもそれ以上の時間でも、交代で調査を行い浮気の証拠を確実に押さえてくれます。
また、場合によってはターゲットだけでなく、浮気相手の尾行をすることもあります。
探偵の浮気調査におけるマストアイテムとは
尾行、張り込み、聞き込みといった調査をうまく行うためには「道具」も必要となります。
では、探偵はどういった浮気調査アイテムを使用しているのかご紹介していきましょう。
これが無きゃ始まらない!証拠を撮影する機材
探偵に浮気調査を依頼した際の最終目的は当然、浮気の証拠を掴むことです。
それにはどんな状況でもターゲットや浮気相手にバレずに撮影できる機材を使わなければなりません。
超小型カメラ(ペン型カメラなど)やマイク、望遠・暗視カメラなどの充実した最新の高性能な撮影機材が必要となり、より鮮明な証拠を押さえるために探偵事務所独自の撮影器具を用いている探偵社もあります。
浮気の証拠となる写真や動画の出来栄えは重要ですから、契約前にそれを確認するためにも、各探偵事務所に調査報告書のサンプルを見せてもらうことをおすすめします。
尾行・張り込み時に必要な車両
尾行といっても、徒歩だけでなく、車両が使われることをお伝えしました。
この車両も探偵の浮気調査において大切なアイテムで、1種類だけでなく何パターンか用意しています。
基本的には、目立たないタイプの車両を選ばなければいけません(目立つカラーや希少モデルはNG)。
さらに、この車両の中や外側にもターゲットの行動を記録できるようにいくつかの小型カメラなどが設置されているものがあり、こういったタイプを利用することで、より浮気調査を円滑に進められます。
車やバイクは尾行や張り込みの必須アイテム
高速道路を利用するターゲットを尾行する際には車がマストです。
例えば、業者用に見せかけたトラック(ワゴン)であったり、どこにでもあるようなセダンなどが探偵の調査時には用いられます。
さらに、車で入れない場所にはバイクが用いられることが多々あるので、こちらも探偵の必須アイテムです。
参考に「水曜日のダウンタウン」でHAL探偵社がバイク尾行した際の写真をご覧いただくと、イメージがつきやすいのでチェックしてみてくださいね。
探偵とバレたら終わり!変装アイテムも重要
ターゲットに探偵であることがバレてしまったら調査は失敗に終わります。
そのため、尾行や張り込みなどの際には変装するための上着や帽子、メガネなどが必要です。
ターゲットと少しでも接触した場合、誰かに顔を見られている可能性が高く、それによってターゲットに浮気調査中であることがバレる恐れもあります。
そうならないためにも変装アイテムはマストなのです。
自分でできる浮気調査の方法と注意点
「探偵を利用して夫の浮気調査をしたい、でも、お金が…」と、費用面で心配になる方は多いと思いますが、そんな方は、よくご自身で浮気調査をしようと考えます。
どんな浮気調査がご自身でできるのかをそのポイントと共にご紹介していきましょう。
車内の確認
車は昔から不倫や浮気によく使われています。
車内を一通りチェックし、異性を連れ込んだような形跡がないか、異性の持ち物や髪の毛は落ちていないか、さらには口紅がついたタバコの吸い殻は無いかなどをチェックしてみましょう。
レシートやクレジットカードの履歴
あなたにではない女性へのプレゼントを購入したと思われるレシートや、ラブホテルのレシートなどが見つかれば、それは不倫や浮気をしている可能性は大といえます。
レシートが見つからない際には、クレジットカードを使って支払いをしている可能性があります。
郵送されてくるクレジット明細や、インターネットサイトから支払い内容をチェックすることができるので、ラブホテルや男女でしか行かないような場所での支払い履歴の有無を確認しましょう。
スマホのチェック
夫のスマホロックを解除して、スマホの中身をチェックする方法ですが、LINEでの女性とのやり取り、女性とのツーショットの写真(同じ女性と複数あるとかなり怪しい)や動画、特定の女性との通話履歴などをチェックしてみましょう。
浮気調査アプリを利用する
今や浮気調査もスマホでできる時代です。
浮気調査アプリがいくつかあり、それを使えばターゲットと浮気相手のLINEのやり取りをリアルタイムで見られるものもあります。
詳しくは<a href=””>不倫・浮気監視アプリ「ケルベロス」と「androidアナライザー」のできること比較!使い方や危険性を調査</a>をご覧ください。
ドライブレコーダーを利用する
後藤真希さんの不倫もこれで発覚してしまいました。
車にドライブレコーダーを取り付ければ夫と浮気相手の行動をつかむこともできますし、浮気の証拠画像を手に入れることができます。
使い方など、詳しくは<a href=””> 浮気調査グッズに関してはドライブレコーダーを使った浮気調査で証拠を掴む方法と注意点</a>をご覧ください。
イメージがつかめない方は、セルフ浮気調査の方法を解説した動画を視聴していただくとわかりやすいでしょう。
次項では自分で浮気調査をする際の注意点をお伝えしますね。
自分自身で浮気調査をすると違法行為となることもある
自分自身で浮気調査をする際、注意しなければならないことがあります。
例えば、上記でいくつかのセルフ浮気調査の方法についてご紹介しましたが、ドライブレコーダーや盗聴器などを個人の所有物に許可なく取り付けることは法律で禁じられていますし、スマホのロック解除も違法となります。
また、すぐにでもできそうだと感じる尾行も、探偵以外の人がやれば違法となるので注意しなければなりません。
実は、浮気調査というのはかなりセンシティブで、機材を購入するともなれば費用もかさみます。
結果的に、探偵に浮気調査を依頼する方が安全で、時短・節約にもつながるということがいえます。
分かりやすいセルフ調査の難しさをまとめた動画をチェックしてみるといいでしょう!
探偵に浮気調査を頼めば安全安心!裁判に使える証拠もばっちりゲット
ご紹介したように、探偵ではないあなたがご自身で夫の浮気調査をするのは法律に触れる可能性があるため危険です。
探偵を使うと高いと考える方は多いですが、実は1番安全安心で、結果的には時間もお金も節約できるのです。
あなたが危ない橋を渡る必要はありません。
夫の不倫や浮気調査は探偵に任せましょう。
探偵のご利用を考えている方は探偵に浮気調査を依頼するなら選び方が重要!高い=優秀とは限らない)を参考にしてお選びください。